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2004年度の読み聞かせ活動(詳細)

9月6日 「桃三ふれあいの家」
 当日は、メンバーが朝早くから事前に集まり、どんな題材(絵本・紙芝居など)をどんな風に進めるかを熱心に打合せてから、施設に向かいました。その甲斐あってか、読み聞かせ会がスタートすると、参加された22名の高齢者の方々もウンウン頷く方、メンバーと一緒に手遊びで盛り上がる方、メンバーの問いかけににこやかに応える方など、それぞれの方がそれぞれの形で楽しんでいただきました。高齢者の方々が対象で、いつもと勝手が違い戸惑う面もありましたが、職員のみなさんのフォローもあり、メンバーの熱心さが参加されたみなさんに伝わったようです。約1時間にわたって4つのおはなしと手遊びを行ない、みなさんの拍手に送られ、施設を後にしました。
読み聞かせ会に参加されたみなさん
川村彩子さん (駿河台支部/人総・経理ブロック)
西澤みつ子さん (駿河台支部/取引ブロック)
萩原朋子さん (駿河台支部/支社・経相ブロック)
原 英之さん (東北支部)
読んだ本
「おおきくおおきくおおきくなあれ」紙芝居 まついのりこ著 童心社 4494074985
「とりかえっこ」 さとうさきこ著
二俣英五郎絵
ポプラ社 4591005186
「パパ、お月さまとって!」 エリック・カール著
もりひさし訳
偕成社 4033282807
参加されたみなさんの声
人総・経理ブロック  川村彩子さん
読む順番が一番手になってしまい、非常に緊張しましたが、最初に挨拶をした時に出席されているみなさんが笑顔で生き生きと応えてくださったことに励まされ、落ち着きました。場面によっては、施設スタッフや他の読み手と一緒に大きな声で掛け声をだすなど、積極的にその場を楽しんでいらっしゃる様子を肌で感じることができました。お年寄りの皆さんに楽しんでいただくはずが、逆に自分が元気づけられたようなひとときでした。会を始める前にお年寄りの集中力を高めるためのストレッチや声出しなど準備をしてくださった施設スタッフの皆さんの細やかな心配りにも、とても感動しました。
支社・経相ブロック  萩原朋子さん
初めての参加で、最初は非常に緊張しました。子供ではなくお年寄りを対象としていることもあり、どのような反応が返ってくるのか想像ができなく、不安でもありました。実際に接してみると、一生懸命聞こうという気持ちが肌で感じることができ、こちらもとても楽しむことができました。私たちのできることで喜ばれるならばこんなにうれしいことはありません。不慣れな点は多いですが、またぜひ参加させていただきたいと思います。
取引ブロック  西澤みつ子さん
桃三ふれあいの家は隔月毎コンスタントに訪問していましたが、今回は約4ヶ月振りの開催ということもあり、聞き手の方々の雰囲気が変わっているのではないか、不安を抱えながらの訪問でした。でも、読み手の少しでも楽しんでいただきたいという熱意が通じてか、とても和やかな雰囲気で進めることができました。以前からの試みとして、出来るだけ一方通行にならないように質問形式の本を選んだり、途中で手遊びなどを取り入れたりと、話し手が積極的に話し掛けることで全員が参加できるようにしたことが、大変良かったと思います。
東北支部  原 英之さん
約1年ぶりだったのですが、係の人など自分のことを覚えてくれていたので、とてもうれしかったです。お年寄りの方を対象とした読み聞かせは、声の大きさ・スピード・選書など難しい部分が多いと思います。特に、選書に関しては字が少ないもの、対話できるもの、絵がはっきりしているものなど本探しが大変です。今回は趣向を変えて、本の読み聞かせではなく、9月1日の防災の日にあわせて、7月の地震で自分自身が実際に体験した話や新聞に掲載されていた地震の際の対処法などを話してみました。今後の本の読み聞かせに関しては、「いかにして全員に絵を見てもらえるか」や手遊びなどの「読み聞かせの間の気分転換」に、工夫と事前準備が必要だと感じました。


11月15日 「桃三ふれあいの家」
 京都杉並区「桃三ふれあいの家」(高齢者対象のデイケアサービス)では、高齢者のみなさんが、毎日いくつか提供されている絵画教室や料理・書道などのプログラムのうち希望するプログラムに参加するために、施設に通ってきます。
日販労組は、2ヶ月に1回訪問して本の読み聞かせを行なっていまが、参加されるみなさんは、日頃遠ざかってしまっていた本の世界に触れることを、大変楽しみにされているそうです。
当日は、絵本「なにのこどもかな」から始まり、参加されたみなさんと一緒に動物の赤ちゃんの絵を見てどんな動物の子どもか考えたり、それをキッカケに話題を広げ、みなさんと楽しい会話を楽しみました。
 そして手遊びで一息ついた後は、笑い話の紙芝居「あんもちみっつ」から食べ物の話で盛り上がり、終了予定時間を過ぎても参加者のみなさんとの会話が続きました。
読み聞かせ会に参加されたみなさん
西澤みつ子さん (駿河台支部/取引ブロック)
宇佐見修一さん (岡山支部)
読んだ本
「なにのこどもかな」 薮内正幸著 福音館書店 483400144X
「あんもちみっつ」紙芝居 水谷章三脚本
宮本忠夫画
童心社 449407036X


12月13日 「マハヤナ学園撫子園」「愛児の家」
12月20日 「のぞみの家」「赤十字子供の家」
 板橋区にある「マハヤナ学園撫子園」では、偶然にも男性ばかりの読み聞かせメンバーになりましたが、約30名の子どもたちを前に「男性ならでは」という大きな声、方言も駆使した元気一杯の読み聞かせに、子どもたちも大喜びしていました。予定の4作品を終了後、体操も交えながら、さらに他の2作品も読んで、楽しいひとときを子どもたちとともに過ごしました。
一方、中野区にある「愛児の家」では、未就学の子どもたちが普段生活している部屋で、12名の子どもたちに読み聞かせを行ないました。時には、本を題材にクイズをしたり、問いかけたり、対話を楽しみながら進めました。予定の4作品を読み終えた後は、膝の上で他の本を読んでもらう子、自分の本を持ってきて読んでもらう子、紙芝居を他の子に読んであげる子など、それぞれの楽しみ方で過ごしました。
「のぞみの家」では、前日に届いた寄贈図書の贈呈式の後、約30名の子どもたちを前に紙芝居2作品を含む5作品の読み聞かせを行ないました。読み聞かせに参加したメンバーは、子どもたちの真剣に読み聞かせに聞き入る様子をみて、とても感激していました。
また、「赤十字子供の家」でも、寄贈図書の贈呈の後、読み聞かせを行ないました。こちらの施設では、未就学の子どもたちが普段生活している4部屋に分かれ、それぞれが本の読み聞かせを通じて子どもたちと一緒の時間を楽しみました。形式にとらわれず、子どもたちひとりひとりの声にも耳を傾けながら、一緒になって本を読む楽しさを味わいました。
読み聞かせ会に参加されたみなさん
「マハヤナ学園撫子園」12/13(土)
井上佳洋さん (駿河台支部/取引ブロック)
福原将人さん (駿河台支部/CVSブロック)
中川秀行さん (ねりま支部/輸送・業務・総務ブロック)
「愛児の家」12/13(土)
大門美加子さん (駿河台支部/人総・経理ブロック)
西澤みつ子さん (駿河台支部/取引ブロック)
中山陽一さん (駿河台支部/雑誌Uブロック)
「のぞみの家」12/20(土)
麻井 朗さん (駿河台支部/人総・経理ブロック)
竹島秀樹さん (駿河台支部/特販ブロック)
栗栖法子さん (駿河台支部/特販ブロック)
高橋良子さん (東北支部)
「赤十字子供の家」12/20(土)
川村彩子さん (駿河台支部/人総・経理ブロック)
田島利行さん (駿河台支部/商品開発ブロック)
読んだ本
「おばけのバーバパパ」 アネット・チゾン著
やましたはるお
偕成社 4032021309
「ともだちや」 内田麟太郎、降矢奈々 偕成社 4032048908
「いたずらぎつね」紙芝居 桜井信夫脚本
藤本四郎画
童心社 449407036X
「あんもちみっつ」紙芝居 水谷章三脚本
宮本忠夫画
童心社 449407036X
「かさじぞう」紙芝居 松谷みよ子脚本
まつやまふみお画
童心社 4494074071
「にじになったきつね」紙芝居 川田百合子脚本
藤田勝治画
童心社 4494074764
「ねこざかな」 渡辺有一著 フレーベル館 4577004283
「ねずみくんのチョッキ」 なかえよしを、上野紀子 ポプラ社 4591004651
「11ぴきのねこ」 馬場のぼる著 こぐま社 4772100040
「しりとりのだいすきなおうさま」 中村翔子著 鈴木出版 4790250695
「トアトアふしぎのくにへ」 クラウス・バウムガルト
水野るり子
草土文化 4794505892
「ぐりとぐら」 なかがわえりこ著 福音館書店 4834000826
「どうやってねるのかな」 藪内正幸著 福音館書店 4834001520
「たまごのあかちゃん」 神沢利子、柳生弦一郎 福音館書店 4834011925
「そらまめくんのベッド」 なかやみわ著 福音館書店 4834016293
「クリスマスのころわん」 間所ひさこ著
黒井健画
ひさかたチャイルド 4834016293
「クリスマスの夜はしずかにね!」 ジュリ−・サイクス
中尾悦子ほか
文渓堂 4894231565
参加されたみなさんの声
人総・経理ブロック  大門美加子さん
前日の一夜漬けの甲斐あってか、初めての読み聞かせは「聞きなれている」子どもたちのお陰でなんとか無事(?)終了し、ひと安心ました。知っている絵本でも声を出して読んでみると、また違った印象になることを発見。いつの間にか「おうさま」の声になっている、その気になりやすい自分が恥ずかしかったです……。私自身が楽しい時間を過ごせました。
雑誌Uブロック  中山陽一さん
今回、初めて参加しました。本を読むだけであれば、自分の子どもにも読んでいるので不安がないのだが、導入や反応を見ながら読み方を変えることや、クロージングなど、多くの子どもたちとコミュニケーションを取りながらの読み聞かせは、難しかったです。読み聞かせの経験者の方の対応は、「さすが」だと感心させられました。
取引ブロック  井上佳洋さん
「全く赤の他人である子どもたちに本を読み聞かせて、喜んでくれるのだろうか?」というのが行く前までの疑問でした。でも、子どもたちは集中して本を見ていてくれました。これを読んでいる人の中にも、子どものいる方も多いと思います。自分の子どもに本を読んであげた時のことを覚えているでしょうか? すごく喜んでくれていた筈です。施設の子どもたちは、親と離れて暮らしています。自分の子どもがそういう境遇だったらと考えてみて下さい。その子どもたちのためにも本を読んであげることは大事なことだと思います。
特販ブロック  竹島秀樹さん
目を輝かせて、真剣に聞いてくれた子どもたちの顔が忘れられません。本の読み聞かせは、今回初めてでしたが、もっと早くから、こういった活動に参加すべきであったと痛感しました。今後とも、継続して参加したいと思います。
特販ブロック  栗栖法子さん
初めて読み聞かせ会に参加しました。ちゃんと聞いてもらえるか、間違えずに読めるか・・・。しかし実際は拙い読み聞かせでもちゃんと聞いてもらえました。
反省点は、選択した本が幼児向けだったことです。後ろの席のほうで退屈そうにしている小学生(おそらく高学年)が見受けられたのが残念でした。年齢に幅のある読み聞かせの場合は、小学生の子ども達も楽しめる本の選択をしなければならないと思いました。
担当書店で行なう読み聞かせ会で、この経験を活かしていきたいと思っております。またこういった読み聞かせボランティアがあったら、是非とも参加させてください。
人総・経理ブロック  麻井 朗さん
初めての参加です。自分のひねた子ども時代を振り返ると、「ちゃんと聞いてもらえるかな」と不安がありましたが、そんな心配は、すぐに消えました。年齢は様々でしたが、子どもたちの真剣に耳を傾ける姿は、私にとってすごく新鮮でした。聞き手に助けられた感じがします。他の参加者の方の読み聞かせ、語りもすごく参考になりました。
支社・経相ブロック  森井晴美さん
今まで書店の店頭で「親子で楽しむ」読み聞かせ活動をしてきたので、初めは子どもたちとのコミュニケーションをとるのに戸惑いを覚えました。しかし、一緒に読みながらページをめくる楽しそうな姿を見て、「子どもたちは本が大好きなんだ」と痛感し、私たち大人が本と接する環境をつくってあげることが大切なのだと実感しました。
人総・経理ブロック  川村彩子さん
今回の読み聞かせ会は、本を持って遊びに行ったという感じでした。複雑な事情を抱えている子どもたちだから尚更なのでしょうか。子どもたちは、本自体を楽しむことより、読み聞かせによって生まれるコミュニケーションやスキンシップを求めていたような気がします。その思いをできる限り受け止める気持ちで接しました。もっとも、どんな子どもにとっても重要なのは本来そういうことなのかもしれません。今後も「本を媒介としてコミュニケーションを楽しむ」という感覚で子どもに接していかれればと思います。


1月17日 「福音寮」「桃三ふれあいの家」
 今回は、日販の退職後もおはなしふうせんメンバーとして協力して頂いている瀬古さん、豊島さん、さらには労務課鈴木さんも特別参加しての実施となり、小雪が舞うあいにくの天気でしたが、参加者の暖かい気持ちを施設の子ども達や高齢者のみなさんに伝えることができました。
「福音寮」では、まず年末に寄贈したGH図書の贈呈式が行われ、瀬古さん、豊島さん女性2人からあらためて子ども達に本が手渡されました。その後経験者の女性を中心に、問い掛け、アドリブなどをふんだんに織り込みながら読み聞かせを行いました。特に3人で取り組んだ紙芝居「ねずみきょう」、子ども達がみんな知っている「うんちしたのだれよ」では、子ども達の素敵な笑顔と大きな笑い声で会場がいっぱいでした。
一方「桃三ふれあいの家」では、西澤さんが写真年賀状を紹介して場を盛り上げた後に、ひとり旅をした話から読み聞かせに繋げ、他の参加者も自分の故郷の話など、高齢者のみなさんとのコミュニケーションを図り、楽しいひとときを過ごしました。
読み聞かせ会に参加されたみなさん
「福音寮」
岡田 隆さん (水道橋支部・東京ブロック)
鈴木 昇さん (労務課)
瀬古恵子さん (おはなしふうせん)
豊島由美子さん (おはなしふうせん)
「桃三ふれあいの家」
西澤みつ子さん (駿河台支部/取引ブロック)
田中利明さん (駿河台支部/取引ブロック)
冨永裕樹さん (駿河台支部/特販ブロック)
読んだ本
「ながいいぬのかいかた」 矢玉四郎 ポプラ社 4591064506
「なっちゃんもついてこーい!」 こいでやすこ 福音館書店 こどものとも年少版
2003年11月号
「あのこにあえた」 森山 京、土田義晴 あかね書房 4251007166
紙芝居「ねずみきょう」 武士田忠、渡辺有一 童心社 449407036X
「うんちしたのだれよ」 ヴェルナ−・ホルツヴァルト他 偕成社 4039611306
「でんしゃにのって」 とよたかずひこ アリス館 4752000830
紙芝居「いたずらぎつね」 桜井信夫、藤本四郎 童心社 449407036X
「わくわくするね」 五味太郎 リブロポート 4845710501
紙芝居「しりなりべら」 渋谷勲、福田庄助 童心社 449407036X
参加されたみなさんの声
おはなしふうせん  豊島由美子さん
「福音寮」は、施設も新しく、職員のみんさんも“きちんとした”印象を受けました。子ども達への教育(!?)もしっかり行っているのでしょうか?小学校低学年までの子ども達ばかり20名ぐらいの参加でしたが、最後までおとなしく耳を傾けている姿がとても印象的でした。
でも、やっぱり子ども。「うんちしたのだれよ」は大好きですね。名作です。
おはなしふうせん  瀬古恵子さん
子ども達の笑顔が素敵でした。
本の面白さを受けとめてくれるとうれしいです。
労務課  鈴木 昇さん
初めて参加させて頂きましたが、子ども達の喜ぶ顔や真剣に聞き入る姿を見て、「ほん」の持つ力、価値といったものを再認識することとなりました。
外は雪でしたが、心が温まる良い体験となりました。参加させて頂いて、感謝しています。
水道橋支部・東京ブロック  岡田 隆さん
今回初めて“読み手”となり、読み聞かせに参加しました。子ども達の喜んでくれた顔を見て、本当に参加して良かったと思いました。一緒に参加した経験者の女性2人のやり方が、大変参考になりました。このような形で本の楽しさを伝えることができて、とてもよかったです。
駿河台支部・特販ブロック  冨永裕樹さん
高齢者の方を対象にした読み聞かせは、見たことも経験したこともありませんでした。でも実際に体験してみて、そのようなことを意識せず、一緒に楽しんでもらおうとするのが一番良いのだと感じました。特に集中力を持続してもらうためには、「語りかけ」「対話」というのがとても重要であることがわかりました。貴重な体験をし、今後の読み聞かせにとても勉強になりました。
駿河台支部・取引ブロック  田中利明さん
とても良い経験ができたと考えています。参加者の方が私の話を真剣に聞いている姿
がとても印象的でした。最初は緊張しましたが、読んでいるうちに「ギア」が入り、話しに夢中になってしまいました。少し早口になったこと、身振り手振りのアクションが少なかったことが反省点です。何とか役目を果たせたのは、経験者の「場のつかみ」が良かったこと、予め本を読んでいたからだと考えています。


3月13日 「桃三ふれあいの家」
 今回は、会社の協力により、日販が3月よりスタートさせたラジオ番組の新コーナー「絵本の時間 おはなしマラソン」のテープと大型絵本の組み合わせや杉並区在住であった作家松本清張氏に関するトークなど、これまでにないプログラムを試みました。
また、関連団体のシンポジウムで日販労組の読み聞かせ活動に関心を持ち見学に来ていた大学生佐山暁子さんと、読み聞かせ会終了後、読書推進や読み聞かせ活動に関する情報交換などの交流を深めました。
読み聞かせ会に参加されたみなさん
西澤みつ子さん (駿河台支部/取引ブロック)
尾張英治さん (王子支部/FA・PB・システムブロック)
八鍬 愛さん (水道橋 東京ブロック)
石原美穂さん (秘書課)
読んだ本
「ぼくのおじいちゃんのかお」 天野祐吉 福音館書店 4834011879
「コッケモーモー!」 ジュリアス ダラス=コンテ
たなかあきこ
徳間書店 4198614504
「まっています」 五味太朗 リブロポート 4845708973
「おおきなかぶ」 アレクセイ・ニコラエヴィチ・トルストイ
内田莉莎子、佐藤忠良
福音館書店 4834014789
参加されたみなさんの声
水道橋支部東京ブロック  八鍬 愛さん
「お年寄りは、絵本を楽しんでくれるのかな?」と思っていましたが、実際読み聞かせをやってみて、みなさんの真剣なまなざしに驚きました。初めてだったのでとても緊張しましたが、笑ったり、声を掛けてくださる方がいて、安心して読むことができました。とても楽しい時間を過ごすことができました。
今度参加する機会には、もう少し参加された高齢者のみなさんとお話がしたいです。
秘書課  石原美穂さん
今回初めて読み聞かせに参加させて頂いて、多くの事を感じ、学ばせて頂きました。高齢者の方々が読み聞かせを通じて色々な想像を膨らませたり、昔を思い出したりと楽しんでいらっしゃる様子を見ると、深い意味があり、とても大切な事だと読み聞かせをする以前よりも強く感じました。そして、読み手も絵本からどう話が膨らむかの工夫やどうやったら後ろの方まで見やすくなるか等を考えたりして、お互いが充実した時間を過ごせたのではないかと思います。
次回どうやってさらに一緒に楽しめるかを考えるのが今から楽しみです。
王子支部FA・PB・システムブロック  尾張英治さん
初めて参加しました。「桃三ふれあいの家」は、自宅から近いので、以前から気にかかっていましたが、自分に読み聞かせができるかなという不安がありました。
今回は、杉並に在住していた作家のひとり松本清張さんの話をしました。


6月5日 「桃三ふれあいの家」
 今回は、女性中心のメンバーで、優しい語り口から話しやすい雰囲気づくりがつくれました。参加された高齢者のみなさんからも感想や問い掛けがあり、予定時間を大きく超えてしまいましたが、読み手と聞き手が一体となって楽しみ、あっという間に時間がきてしまったという印象でした。
これまでの活動から、高齢者向けの読み聞かせは、あくまで絵本やお話はきっかけであって、そこから読み手の家族の話、出身地などの共通な話題に繋げることによって、読み手・聞き手のコミュニケーションを深めることが重要であることがわかりました。施設の職員の方からも、コミュニケーションを深め、参加された高齢者の方が考え、昔を思い出し、刺激になるような読み聞かせが大切であるとアドバイスをいただきました。
読み聞かせ会に参加されたみなさん
西澤みつ子さん (駿河台支部/取引ブロック)
上田めぐみさん (駿河台支部/商品開発ブロック)
燒リ慶子さん (駿河台支部/支社・経相ブロック)
森井晴美さん (駿河台支部/支社・経相ブロック)
読んだ本
「だるまちゃんとてんぐちゃん」 加古里子 福音館書店 4834001245
「ねこざかな」 わたなべゆういち フレーベル館 4577004283
「めがねうさぎ」 せなけいこ ポプラ社 4591004694
「おばあちゃんすごい!」 中川ひろたか・村上康成 童心社 4494007110
「じゅげむ」 川端 誠 クレヨンハウス 490637980X
参加されたみなさんの声
駿河台支部取引ブロック  西澤みつ子さん
桃三での読み聞かせに参加させていただく度に、聞き手とのコミュ二ケーションが大切である事を強く感じます。
お話を正確に読み伝えることも大切ですが、内容から会話の糸口を見つけ出し、言葉のキャッチボールを楽しむことで、ご高齢の方々の絵本に対する興味が深まっているように感じます。
駿河台支部支社・経相ブロック  燒リ慶子さん
書店様での“おはなし会”には何度か聞き手として参加したこともありましたが、今回初めて読み手として参加させていただきました。
始まるまでは、心臓バクバク、かなり緊張していましたが、終わってみると、あそこをこうすれば良かった等、もっと上手くなりたいという欲も出ていて・・・。かなり楽しんでいる自分がいました。
また、高齢者の方への“おはなし”ということで、 選書や読み方等どうすればいいか色々悩んだりもしましたが、自分のお気に入りの一冊を気持ちを込めて紹介すれば相手には伝わるんだと感じました。
また、こういった機会があれば是非参加したいと思います。ありがとうございました。
駿河台支部支社・経相ブロック  森井晴美さん
高齢者向けの読み聞かせは初めてだったので不安でしたが、とても和やかな雰囲気の中、みなさん絵本の世界を楽しんでくださいました。人生経験も豊かな方ばかりなので、物語の合間にいろいろな話を交わしたり教えていただくこともあり、ボランティアに伺ったつもりがこちらの方が癒された気分になりました。
読み聞かせ活動(詳細)
2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
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